監督の心得と作戦の10ヶ条! 指導者に求められるもの!

MAX 30番

2009年10月21日 00:54

机の上の整理をしていたら懐かしい書類が出てきました。
その昔、清水町クラブの監督をしていた当時に指導者の講習を受けた際の資料でした。

それには、監督の心得と作戦の10ヶ条が書かれていました。
静岡県の技術指導委員会の鈴木 勲委員長(当時)の資料から抜粋しました。

監督の心得

1、忍耐強くあれ
2、勝ちを急ぐな
3、流れを読め
4、何が起こるか判らない
5、ボールから目を離すな
6、最後まで諦めるな
7、心技体のバランス
8、連鎖反応はつきもの
9、監督は主役にならず、脇役であれ
10、敗因は監督にあり

作戦10ヶ条

1、決して相手を侮るな
2、先制パンチを浴びせる
3、守備を固める
4、1試合に2,3度のチャンスとピンチ有り
5、攻撃はリズムに乗って大胆に
6、攻撃的な守備をせよ
7、不安や嫌な予感がした時は迷わず「タイム」を採れ
8、冷静に状況判断を
9、試合中は、感情を抑え失敗があっても責めてはいけない
10、最後まで気を緩めるな

もう1枚は、指導者に求められるものという題での講習でした。
講師は、前三島北高監督、当時の伊豆中央高の山本幸男監督の資料でした。

指導者に求められるもの
1、選手の中に入り、そして一体となれ
2、情熱を持て
3、忍耐をする努力をせよ
4、チームに不安を持て
5、大きな野心を持て
6、男女の違いを知ろう
7、思い切りプレーをできる環境をつくろう
8、選手のリーダーであれ
9、自然に勝て
10、弱い時こそ勝てるチームをつくろう
11、良いプレーに接しよう
12、教え過ぎるな
13、チームの戦力を把握せよ
14、今、指導せよ、そして爽やかであれ
15、多くの汗と汚れを
16、上手に褒める、上手に叱る
17、短時間で効果を上げる
18、自らを正す、有言実行
19、練習に計画を持て
20、練習に工夫を
21、選手に自分の夢を託せ
22、選手の日常を知れ
23、指導者の意識改革
24、選手と心のキャッチボールをする

確かに、さすがに良い指導者の言うことは違いますね。
監督をして10年、MAXを率いて3年...。計13年の監督生活ですが、一般男子クラブの監督と小学生女子の監督の中身は、全く違います。
指導者と言いましても一括りには出来ませんね。

もう一度、初心に戻り足元を見つめようと思います。